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過去を知ること。

IMG_1188 JR宇都宮駅をバスが出発してからかなり経つ。が、乗客は僕一人、誰も乗っても来ない・・・・・。もうそろそろ見えるはずだと車窓にへばりついて目を凝らした。

どこにでもある田舎の風景が広がる栃木県宇都宮市大谷町にはアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトが東京の旧帝国ホテルに利用したことで有名な大谷石(オオヤイシ)の地下採掘場跡がある。

垂直に切られた山が目印。地下採掘場跡の上には大谷資料館がある。地下30mの採掘跡はローマ遺跡を彷彿させる壮観かつ、幻想的な雰囲気を漂わせる。最近は地下空間でコンサートや作品展が開かれて注目を浴びている。

大谷石は宇都宮の博物館、文化会館、美術館にも使用される。また大谷石を使用した石蔵は6000棟ともいわれる。他の石にはない独特の風合いや重圧感とともに、深い温もりを醸し出す。貴重な地球からの贈り物です。

しかし、この20年で安価な人造石に押され壊滅状態に。絶対にコストにうるさい『ヒューザー』物件では使用されることはない。

大谷石は忘れかけた日本人の美意識を今に伝えてくれる。

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コメント

この地下空間は、ひとりで見学するには、ちょっとばかり背筋が凍りそうな雰囲気ですね・・・
洞窟が苦手なわたしには、とてもひとりじゃ無理そう。

わたしが挙式をした、石の教会も、同じく石をメインに建築されているのですが、
あのヒンヤリとした空気の緊張感が、時にはいいですよね。

あれ?怖いのか、怖くないのか、どっちなんだろう・・・

投稿: もこ | 2005年12月 7日 (水) 19時52分

なんとなく壮観な景観は理解できますが、自然、芸術に触れていないので、優劣までは、素人には難しいです。杉田さんのような、芸術家のコメントを頼りに、美意識を確立しないといけませんね。

投稿: けん | 2005年12月 7日 (水) 22時44分

こんばんは。バスに乗っていって人里離れたような景色に心細くなった記憶がよみがえります。お疲れさまでした。屋外では風化しやすく脆いのが難点ですが、大変優しいテクスチャーで魅力的な素材。用途は限られますが、採用したい素材ですね。

投稿: 魚籠 | 2005年12月10日 (土) 02時17分

今ではあまり需要がなくなった石のようですが
地球の大切な『限りある資源』だとすれば、大切に使わせて頂かないと・・・ですね(笑)

投稿: chi-3 | 2005年12月11日 (日) 03時45分

エツロ~さん、ごめんなさい。
ブログ荒らし対策に、私の記事は全て【ログインしている人のみ可】とさせて頂きました。
ご面倒とは思いますが、コメントはゲスブにお願い出来ますか?

せっかく、こうして出会えたのですから、これからも相互訪問出来ればいいなぁっと思ってます。

投稿: もこ | 2005年12月15日 (木) 16時35分

はじめまして、杉田さん。
美保神社を検索していたら辿り着きました。辿り着いた先に、日光東照宮やら、大谷採石場跡などの記事が載っていたので、カキコさせていただきました。
東照宮は、癒しを求めた時に直ぐに行ける距離範囲内にあるので、良く行きますが、家康の遺言があったとは知りませんでした。そのような情報を入手した後に行くのでは、きっと、感じ方も違うのでしょうね。
是非、次回は裏日光へ行ってみてください。東照宮の裏にありますよ。

今年6月に、大谷採石場跡地にて私の相棒がオカリナフェスティバルライブに場違いなDJとして出場しました。杉田さんの写真を見ていたら、あの時の感覚が戻ってきて、採掘場跡の何ともいえない空気と雰囲気を私の脳に甦らせてくれました。
気温14~16℃は、半袖にカーディガンの私の体を凍らせました・・・(^^;

長々とカキコすいません。また、寄らせていただきます(^^)

投稿: kanaka | 2005年12月19日 (月) 04時36分

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